2024年 03月 17日
私は日本人なので、高い棚の上に ズラリと並ぶワイングラスを 見るとぎょっとしてしまいます。 「これは、震度一でもダメなやつ。」 と考えてしまって、ずっと気になる。 でも楽しそうに昼食をとっている イタリア人達は見向きもしない。 「そうか、地震がない国だから オッケーなのか。そう言えば、手すり も何もない四階の窓に、普通に植木鉢 が置かれているのも見たことあるなあ」 と思い出しました。
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by firenzediary2
| 2024-03-17 05:03
| イタリア生活
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2024年 03月 15日
昨日も大好評だったので我が家のイカ墨パスタ について。(写真は友人にレシピを教えるため にたまたま撮っていました!) 私には買い物先のお店の人や一緒に並んで いるプロ主婦の方に、レシピを尋ねる癖が ありますが、こちらは魚屋さんに教わった一皿。 それまで、イカ墨を使った料理はレストランで しか食べた事がありませんでした。 でもレシピを聞けば、完成品の黒色はインパク トがあるものの、実はイタリアンの王道である トマトソースがベースになってるとの事。 作り方だって、普通のトマト味海鮮パスタの ソースを作った後、最後に墨を投入するだけ。 簡単なのに、何だか玄人風の見栄えになるため、 時々メニューに入る一品です。
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by firenzediary2
| 2024-03-15 21:42
| すきなもの
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2024年 03月 15日
いたのだろう…。」 とホグワーツ城の食堂に似た当時の様子を 想像しながら、大きな食堂を眺めていたら、 その心を読んだかの様に、ボランティアを されている紳士が近寄って来て、 「何百人もの修道士がここでは生活して いたのだよ。」と教えてくれました。 「あの頃は、横にも後ろにも修道院があってね、 それはそれは活気のある場所だったんだ。 こことあそこで修道士が手を洗ってね…。」 と、まるで覗いてきたかの様に話してくれ、 「本当にそうだったんだろうな。」 と思えてきます。 もう今は、活気があった頃の様子とは 大分様変わりをしてしまって、現在警察署 として利用されている元修道院は、栄光ある 時代の面影を訪ねて行く事さえ、許されて いません。(旧市街でスリ被害などにあっ てしまった場合、書類を作成してもらう 所なので、用事があれば署内へ 入れますが、出来れば避けたい場所です。)
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by firenzediary2
| 2024-03-15 00:53
| 美術館のこと
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2024年 03月 13日
一度も扉が開いたところを見た事が なかった場所を今日、幸運にも見る機会 に恵まれました。 でもご覧の通り、天井が今にも落ちそうな 崩れ具合。勿論、危険ですから教会内へは 入れません。 その隣にある14世紀に創設された元病院も 訪れたのですが、天井には落石防止ネット が張られ、飾られた彫刻や壁画も修復が必要 だな、と思われる保存状態でした。 その後、今日の目的であった、オンニサン ティ教会付属修道院の食堂へ行きました。 ここは今、月に二回、午前中のみ鑑賞可能。 ボランティアさんが一人だけで、毎月 日時を決めて開けてくださっています。 フィレンツェには沢山の美術作品があり、 素晴らしいのですが、それらの美しさを保持し、 公に開放するためには、有料にする場合であっ ても、資本投資が必要です。 様々な場所で、それが滞っているな、 もったいないな、と感じた一日でした。 #
by firenzediary2
| 2024-03-13 23:52
| 考えたこと
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2024年 03月 12日
ベルナルディーノ・ポッチェッティ。 この時代のフィレンツェ画家の作品は、色彩 が美しいです。元食堂に描かれたこの作品も 空間がフワッと明るくなるようなカラフルな フレスコ画です。 十三人の大人が座るには、どう見ても狭い 空間で、押し合いながらベンチに腰掛け、 丸テーブルを囲むキリストと十二使徒達。 良く見ると、とても庶民的な顔で描かれた 使徒もいて、誰かの肖像画を描き込んだの ではないかと思ってしまうほど。 テーブルの中央には、立派な仔羊の グリルが大皿に! 復活祭を二週間後に控え、そろそろ行き 付けの肉屋さんでも仔羊が手に入る頃 かもしれないな、と思いながら鑑賞しました。 この絵は、サント・スピリト教会の回廊で ご覧頂けます。※入場料2ユーロ。 サント・スピリト教会の二つの見どころを ショーツにしてみました。宜しければどうぞ! #
by firenzediary2
| 2024-03-12 23:40
| 美術館のこと
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アバウト
日本、フィレンツェ大学で美術史を専攻し博士号取得。現在はフィレンツェに在住。フィレンツェ県公認ガイド資格取得し子育てしながら活動中。イタリア(フィレンツェ中心)の旬なアート情報をお届けします。 by firenzediary2 カレンダー
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フィレンツェを個人旅行される方のために、素敵で優雅な思い出作りをお手伝いする美術観光プランをご提案しています。詳しくは、下記ホームページ「ヴァカンツァ・フィオレンティーナ(www.vacanzafiorentina.com)」をご覧ください。
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