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フィレンツェdiary 2

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2026年 05月 02日

図書館でボッティチェリを勉強

図書館でボッティチェリを勉強_c0199666_01340338.jpg
ここ数年の先行研究を読みに、図書館へ行きました。
今回のお題はボッティチェリ。

やはり、フィレンツェのルネサンスを代表
する画家ですからね。
フィレンツェの図書館には、壁いっぱいに
彼についての研究書が詰まっています。
その中でも、この5,6年に出版された新研究、
新知見を頭に入れながら、傾向も見ておきたい
というのが目的でした。

最新の一冊は、ボッティチェリ後年の作、
《誹謗》についての研究書でした。
アペレスの《誹謗》を倣って描いたとされる
この作品についての、先行例の調査や、
分析については、そう言えば見た事が
なかったな、と思いながら読み進め、
やはり天才ボッティチェリとはいえ、
先人の作品にもインスピレーションを
受けたのであろうと考えらえる
興味深い作例について、
知ることが出来た一日でした。


# by firenzediary2 | 2026-05-02 01:40 | 美術のお話 | Comments(0)
2026年 04月 30日

ピッティ宮殿のコレクション

ピッティ宮殿のコレクション_c0199666_21011478.jpg
半分、仕事の用事で出かけたパラティーナ美術館。
ピッティ宮殿は強い日差しにも関わらず、
ひんやり涼やか。

今ウフィツィ美術館とピッティ宮殿を管轄されて
いる館長は、結構頻繁に、展示品の入れ替えや
並べ替えをするので、事前チェックが必須です。
いままでの館長も同じく、並べ替えはしましたが、
皆さん美術史家でしたので、並べ替えた”理由が
分かる”配置換えでした。

でも、今回の館長さんはねえ…。
よくわかりません。

目的の絵画をチェックした帰り道、珍しい
貴石細工の作品に遭遇しました。
しかも丁度、メディチ家の磁器コレクション
を読み込んでいた所でしたので、
かなり嬉しい出会いでした。
自然石を用いた美しい貴石細工の天板には、
メディチ家が所蔵していたアジアの磁器
コレクションが描かれています。

カラフルな陶磁器ではなく、ブルー&ホワイト
の磁器が西欧でもてはやされた理由には、
やはり冷たく硬い磁器の触感や装飾を
排除した形態美があったのではないか、
と思います。

追記;
本当はもう一ケ所訪問しようと考えていました。
同じくピッティ宮殿内に併設されている
「大公の宝物博物館」です。
しかし、再開館未定の閉館中でした!
びっくり!
(だから今の館長のやる事は分からない…。)
連休などを利用してピッティ宮殿訪問を予定
されている方は要注意です。


# by firenzediary2 | 2026-04-30 21:17 | 美術館のこと | Comments(0)
2026年 04月 29日

バジルの森 @フィレンツェ花市

バジルの森 @フィレンツェ花市_c0199666_20562357.jpg
週末は、ものすごい数の訪問客で賑わうので
本当は訪れたかったけれど、長年敬遠していた
フィレンツェ花市が、来月3日まで開催中です。

私は友人から、平日にも訪問できる事をきき、
早速、開園9時を目指して足をむけました。
蘭やつつじ、観葉植物や薔薇、など
それぞれ専門の店が立ち、多種多様な花々が
売られていました。
その中を歩くだけでも幸せな気分になりましたが、
キューガーデンのような温室が見えた頃に、
強いバジルの香りを嗅ぎ、左側をみると・・・。
大きな樹木の下に、バジルの森が!

それはそれは見事なバジルの鉢で、葉っぱも
活き活きとして子供の拳ほどの大きさに育って
いる、夏中この一鉢で持つだろうほどのバジル。
とても魅力的でしたが、我が家からは遠かった
ので、大き目の鉢を持ち帰る気力がありません
でした。だから観るだけ。
でも次々に人が買っていましたから、
大鉢6ユーロはきっとお得なんだと思う。

私は、お目当ての蘭もありませんでしたから、
観るだけ~と思っていましたが、最後の最後
で白色の撫子を一鉢買ってしまいました。
十年ぶりに訪れた花市は、とても楽しかった。
来年も平日の午前中を狙って、訪れよう
と思います。



# by firenzediary2 | 2026-04-29 21:03 | イタリア生活 | Comments(0)
2026年 04月 27日

春のお茶会と一期一会

春のお茶会と一期一会_c0199666_21350068.jpg
晴天の日曜日、春の茶会は恙なく終了しました。

今回のお茶会では、お点前デビューの若々しい
社中もいたので、初心を思い出す良い機会に
なりました。

先生が選ばれたお道具の一つ一つも、もうすぐ
やってくる五月、こどもの日を想わせるもの、
涼しさを演出する軽やかなものが揃い、
清風が吹き抜けるような、
とても気持ちの良い会でした。

いつも同じお点前ながらも、
一期一会の機会であることを、
想定外に蕾が開かなかった芍薬の代わりに、
鉄線の花が主役に選ばれることになったり、
可愛らしいお嬢さんが、前回は手に触れる
こともしなかった上用饅頭を、パクパク
食べる姿を見れたことなどから、
つよく感じた一日でした。


# by firenzediary2 | 2026-04-27 23:19 | イタリア生活 | Comments(0)
2026年 04月 25日

Io sono un architetto エットレ・ソットサス展@ブオンタレンティ館 ピストイア

Io sono un architetto エットレ・ソットサス展@ブオンタレンティ館 ピストイア_c0199666_22033284.jpg
カラフルな建築や陶芸作品、照明などの作品で知られる
建築家エットレ・ソットサスの展覧会が開催中です。

ミラノではなくて、なぜピストイア?と思って
訪れましたが、どうやら彼の家具の一部はピストイア
で制作していたらしいです。
そんな繋がりがあるとは!
また陶芸作品では、トスカーナの陶芸のメッカ、
モンテルーポで作っていたようです。
トスカーナとも強いつながりがある作家だと知り、
ますます親近感がわきました。

学生の頃、ソットサスが建てた東京のオフィスで
アルバイトをしていて、細部にまで彼の魂が
宿った建築を面白いと思いながら働いた事が
記憶に残っており、その後も何となく気になる
アーティストとして追跡しているソットサス。
きっと破天荒な人だったのだろうな、と思うけれど、
今、展示室に静かに置かれている作品達を観る
かぎりでは、創造力が豊富な魅力溢れる芸術家
としての印象が強いです。

建築や造形作品(照明や家具など)の印象が強い
ソットサスですが、今回の展覧会では、彼の素描
やインスピレーションを受けた絵画のスケッチの
ような作品も多数あり、とても面白かったです。


エットレ・ソットサス展
会場 ブオンタレンティ館 ピストイア
会期 2026年7月26日まで


# by firenzediary2 | 2026-04-25 22:42 | 展覧会のことなど | Comments(0)