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2026年 02月 25日

ドメニコ会修道女・画家、プラウティッラ

ドメニコ会修道女・画家、プラウティッラ_c0199666_20290636.jpg
サン・マルコ修道院を訪れたら、16世紀には珍しい
女流画家プラウティッラの絵が増えていて嬉しかったです。
大きな板絵が展示されていて、タイトルは《ピエタ》。
命が尽きた愛する息子を抱きかかえ、涙を流す母マリア
を描いた作品です。

この絵は、涙が主役といっても過言ではない様な、
皆さんの豪快な泣きっぷり。
聖母マリアだけではなく、周囲の男女が、
瞼を真っ赤に腫らし、目を充血させて、
大粒の涙をぽろぽろと流しています。
絵を前にすると、人々の悲しみが伝わって来て、
下方で、もはや力なく横たわる神キリストへは
ほとんど目がいきません。

この様な表現もまた、ドメニコ会の修道女であり
且つ画家であったプラウティッラこその表現か。
画家としての師は、フラ・バルトロメオであった
けれども、神の花嫁と呼ばれる修道女としての
精神の師はべアート・アンジェリコだったの
かもしれません。


by firenzediary2 | 2026-02-25 22:51 | 美術のお話 | Comments(0)


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