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2025年 12月 15日

農学博士の美術史論文

農学博士の美術史論文_c0199666_22185437.jpg
先日、突然友人からPDFが送られてきて、
「読んで感想を聞かせてくれ。」と
言われました。
彼は農学博士。EUの仕事と千ヘクタールの農場
経営をしています。

添付PDFを開いてみると、
《ヨーロッパ絵画史における森林放牧のイメージ》
と題された、レフェリー付きの、れっきとした
美術史論文でした! 

彼と美術史家の共著なのですが、ブリューゲル
からファット―リに至る作品の中で観察できる
放牧の姿を分析し、絵画の中に見られる、
年代や歴史、文化が異なるヨーロッパの国々
の放牧の様子について考察を重ねる論文。

そんなの、比較考察が可能なのか?と最初は
怪訝に思いましたが、森林や牧草地が絵の
何パーセントを占めているか、を計る
グラフなども加えられていて、正直、
そんな風に絵を観た事がなかったので、
面白いなあと思いました。

15世紀の葡萄畑の作り方と現在のそれの違い
や、彼の専門である牛についての考察は、
先週末に会った際にいろいろ聞いたけれど、
畑の異なる人が絵を観ると、そんな風に
考えるのか、と開眼したような気持になり
ました。


by firenzediary2 | 2025-12-15 22:32 | イタリア生活 | Comments(0)


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