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フィレンツェdiary 2

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2025年 10月 24日

庶子でも他人の子でも

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フィレンツェを治めたコジモ一世の母、マリアを描いた
ポントルモの肖像画のなかでマリアと手を繋いでいる
少女がいます。
お孫さんか?、と思われるような構図ですが、
そうではありません。

この小さな少女は、コジモが政権を取る前に、
フィレンツェ君主だったアレッサンドロ・メディチ
の庶子。因みにアレッサンドロは、暗殺されます。
父の暗殺後、コジモに引き取られたジョヴァンナは、
メディチ家直系の血を受け継ぐ一員のため、
大切な政治カードとして育てられます。
そして15歳になると、結婚。
そして夫がなくなり未亡人になると、
再び政略結婚をさせられます。

彼女の父、アレッサンドロは、クレメンス七世と
そのメイド(肌の色が異なる女性だったと言われる)
との子。そのため、絵画に登場すると、
母方のDNAのほうが強い肌の色と顔立ちで
描かれます。
その娘ジョヴァンナは、クオーターなので、
それほどはっきりとはわかりませんが、ポントルモ
は鋭く顔の特徴や髪の毛の質感などを写実的に描いて
おり、興味深い肖像画です。



by firenzediary2 | 2025-10-24 23:04 | 美術のお話 | Comments(0)


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