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2025年 10月 17日

つながりの不思議 ~今年は夏目漱石~

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いつも日本で本を探す時、セレクトする時間に制限
を定めて、90%インスピレーションで選びます。
(なぜなら時間制限を定めないと、永遠に
本屋から出ないから。)

それなのに、イタリアに戻ってそれらを読み
始めると、細い糸で結ばれているような関連性
があって、不思議に思う事が頻繁にあります。

今回のそれは、水村美苗の本から始まり、
彼女がアメリカで教鞭を執る、日本近代文学
の教授ならば、さもありなんなのですが、
夏目漱石を始め、大学院で読んだ記憶の底に
あったようなベネディクト・アンダーソンの
本にも深く触れていて、不思議な気持ちに
なりました。
そして丁度、その本を読み終えようとして
いた時に、母経由で、本友達から届いたのが
寺田寅彦の本、二冊。

著者は「心の忙しくない、ゆっくりした余裕
のある時に、一節ずつ間をおいて読んで
もらいたい」と考えていたようですが、
”どう読むか”、なんていう事は、
読者の好きにさせて欲しい。
因みに私は三日で読んでしまった。
でもこの本は、何度も読みたい本の棚に
しまうことにしました。
随筆の中では、特に夏目漱石との話が
大変興味深く、それに関連した科学者の
目線での文章を何ども読み返しました。

さあ、お次は古本屋で百円で手に入れた、
夏目漱石を読むか、或いはちょっと寄り道
をして、全く関係ない本にするか…。
そんな事で迷う時間も贅沢です。


by firenzediary2 | 2025-10-17 21:49 | すきなもの | Comments(0)


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