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フィレンツェdiary 2

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2025年 10月 01日

フィレンツェのユダヤ人街

フィレンツェのユダヤ人街_c0199666_20113489.jpg
二年前に、フラっと訪れた展覧会で大きな感銘を
受けた、フィレンツェにおけるユダヤ人街の歴史展。
その時も「あとでちゃんと調べよう」と思った事は
覚えているのですが、何も探せていませんでした。

今日、思いがけず図書館で分厚い研究書を見つ
けたので、手に取り読むことにしました。
元より、街のど真ん中にユダヤ人街を設けた事
や、それが後に2倍以上に拡大されたことなど、
部分的には知っていましたが、詳細は知りませ
んでした。

リボルノなど、ゲットーと呼ばれるユダヤ
人街が存在しなかった所も例外的にあるも
のの、大きな都市国家では必ず、
ゲットーは存在しました。
ユダヤ人街の跡が、ヴェネツィアや
ローマ、ボローニャの様に街の記憶
として残っている所もある一方で、
フィレンツェには、その影も形もありません。

でも古文書の記録を紐解いた論文を通して
フィレンツェンのユダヤ人街には、
多くの人が生活を営んでいたこと。
でも狭かったら、塀の外側に住んでも
時代によっては咎められなかったこと。
16世紀以後の歴史を読み進めると、
そんな多少緩めな、でも形式上、
ゲットーを設ける形をとるフィレンツェ
のカソリック信者とユダヤ教信者の関係
が垣間見れるような気がします。

それがまた、今読んでいる『想像の
共同体』を引用した国家言語、国家宗教
の話と頭の中で絡み合って、ストンと
理解が出来ない状態です。


by firenzediary2 | 2025-10-01 21:25 | 美術のお話 | Comments(0)


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