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2025年 06月 16日

ルネサンス時代のシェフ

ルネサンス時代のシェフ_c0199666_19170619.jpg
どの時代にも美味しいものを上手に作れる人は
いたと思いますが、特にルネサンスの時代、
豊かになった人々が衣食住に贅を投じる様に
なった時、美食への関心がより大きくなり、
美味しい料理を作れるシェフの需要が高まった
と考えられます。

更に15世紀に”発見された”新大陸より運び
込まれる、見た事もない食材をどのように
調理するかは、当時の料理人たちにとっても
大きな関心事であったと言えるでしょう。

今でも「法王のチーズ」、「法王の塩」、
「法王のラード」などと呼ばれる食材が
多くありますが、昔から、多くが貴族出身
であった法王等が美食家だったことは
疑いのない事実です。

そんな法王の専属シェフを16世紀後期に務めた
スカッピの本が面白いです。
昔、学芸員をしていた際、館長がVIPを集め、
特別な食事会を美術館内でとるイヴェントを開催
した折、イタリアから「OPERA」の本を取り寄せ、
美術館内のレストランのシェフと一緒に、
ルネサンスの料理を再現する仕事をしたのは、
とても楽しい思い出です。(美味しかったか否
かは、あまり覚えていない…。)

上に掲載した版画は、スカッピの本の挿絵です。
枢機卿にお料理をお出ししている所。
1017品のレシピが掲載されている料理本と
しても興味深いし、当時の台所事情を知る
本としても貴重です。


お知らせです!
今年もたびコト塾にお邪魔して、講座を開催いたします。
もしご関心がございましたら、下のリンクよりお申込みください。
当日、お会いできることを楽しみにしています。
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たびコト塾東京 
『フィレンツェのルネサンス画家とシスティーナ礼拝堂』
来場講座 をご希望の方のリンク
オンライン講座 をご希望の方のリンク

日時 8月6日14時~15時半
会場 
KHD東京ビル
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by firenzediary2 | 2025-06-16 19:28 | 美術のお話 | Comments(0)


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