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2024年 11月 02日
![]() してしまったので、久しぶりに駅前の教会、 サンタ・マリア・ノヴェッラ教会を訪問しました。 するとそこには、素晴らしい光景が! 1563年に終結したトレント公会議で締結された、 新たなカソリック・キリスト教を率いるための 教義に従って、フィレンツェ公コジモ・デ・ メディチが教会内部装飾の変更を施したのが16世紀後期。 その仕事を担当したのはコジモの右腕、ヴァザーリと その工房の芸術家達です。 そしてフィレンツェにある重要な二つの教会、 サンタ・マリア・ノヴェッラ教会と サンタ・クローチェ教会の礼拝堂が大きく 変更されました。 変更後の今は、マニエリスム期の画家の絵画が、 ピエトラ・セレーナ製の額縁型礼拝堂に収まっています。 しかし、ヴァザーリ工房による絵画の下には、 トレント公会議以前の絵が残されている事は 周知の事実でした。 ヴァザーリ工房の絵に邪魔されて見る事が 出来ない絵です。 最も有名な作品としては、マザッチョの《三位一体》 があり、これはあまりにも有名でしたので、 16世紀の絵画を取り外した形で鑑賞出来る唯一の 作品です。 しかし、今回(何時からでしょうか…)、 ほとんど全てのマニエリスム期絵画が額縁から 取り外され、鉄製の重厚な器具に支えられて空中に浮き、 そのお陰で、元々教会の壁に描かれていたフレスコ画を 観れるようになっているのです。 それらの作品群の、まぁ、素敵な事! そして当たり前ですが、初めてみる絵ばかり! 今後、サンタ・クローチェ教会でも、この展示を 真似してくれないかなぁ!と期待しています。
by firenzediary2
| 2024-11-02 02:31
| 美術のお話
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アバウト
![]() 日本、フィレンツェ大学で美術史を専攻し博士号取得。現在はフィレンツェに在住。フィレンツェ県公認ガイド資格取得し子育てしながら活動中。イタリア(フィレンツェ中心)の旬なアート情報をお届けします。 by firenzediary2 カレンダー
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