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フィレンツェdiary 2

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2024年 05月 23日

最後の晩餐の料理

最後の晩餐の料理_c0199666_22173189.jpg
べアート・アンジェリコの作品を見直していました。

サン・マルコ修道院が所蔵するアンジェリコの作品に、
新約聖書主題が描き込まれた、棚扉の装飾画があります。
細筆で描き込まれた美しい作品群の中で目を止めたのは
《最後の晩餐》のシーンでした。

他の同時代画家の作品と比べた特徴としては・・・。
聖ヨハネが、物凄い角度でうつ伏している事、
珍しく裏切者ユダにも光輪が付与されている事、
聖人の後ろの壁に貼られた花柄の布、
(ダ・ヴィンチの《最後の晩餐》の両壁にも
花柄が用いられていますが、関連はあるのかな。)
などが挙げられます。

なかでも最も関心を持ったのは、画面左前に
描かれた給仕係が両手に持つ大皿です。
見るからにメインディッシュなのですが、
大皿には蓋がされています。
蓋をして料理を運ぶ姿は、今のイタリアでは
ほとんど見かけません。一度だけ、ミシュランの
星付きレストランで体験したことがあるだけです。
イメージとしては、フランス料理の方が、蓋付き
で運ばれて、皿が置かれてから「パカッ」と、
ウェイターが蓋を取り、というプレゼンは
ある様な気がします。

でも、十五世紀にはどうだったのでしょうか。
お料理が冷めないために蓋つきだったのかも。
とにかく初めて見た描写でしたので、楽しく
なってしまいました。

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by firenzediary2 | 2024-05-23 22:35 | 美術のお話 | Comments(0)


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