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フィレンツェdiary 2

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2024年 05月 09日

聖人の名前@ペルジーノ《最後の晩餐》

聖人の名前@ペルジーノ《最後の晩餐》_c0199666_20562015.jpg
フィレンツェで観れる《最後の晩餐》で、
私が思いつく中では、二つのフレスコ画作品に
十二使徒の名前が明記されています。

《最後の晩餐》の主題はご存知の通り、登場人物
が多く、キリストを入れて、十三人の成人男性
が一つの机を囲んで座っている構図です。
中世からルネサンス初期にかけてのそれは、
同じような背格好の十三人が着席しているだけ
なのですが、ルネサンス盛期以降は、聖人一人
一人の個性に合わせ、バラエティ豊かな表情
や動作で描き分けられることが多いです。

とはいえ、髪の色や髭の長さ、洋服の色
や動作だけでは、正確な人物特定が難しい
と考えたのでしょう。
そして、《最後の晩餐》がフレスコで描かれる
のは決まって修道院。つまり鑑賞者は”字が読
める修道士(修道女)”であることがわかって
いたため、聖人達の足元に一人ずつ名前が記載
されています。

ペルジーノは、既に半世紀前に同じく修道院内
に描かれたデル・カスターニョの《最後の晩餐》
にインスピレーションを受けて、聖人の名前を
刻んだのでしょうか。
または施主から、分かり易く名前を記載するよう
要望を受けたのでしょうか。
そんなことを考えながら、美しい聖人たちの
素足を鑑賞しました。


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by firenzediary2 | 2024-05-09 21:03 | 美術のお話 | Comments(0)


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