人気ブログランキング | 話題のタグを見る

フィレンツェdiary 2

firenzeart.exblog.jp
ブログトップ
2020年 08月 04日

とげを抜く少年 〜カピトリーニ美術館〜

とげを抜く少年 〜カピトリーニ美術館〜_c0199666_22452175.jpg
もうフィレンツェが暑くてしょうがないので、
またまたローマの話に戻ります。

カピトリーニ美術館を始め、イタリアの美術館の
いわゆる“有名な作品”は、ルーブル美術館の
モナリザの様な特別な空間を与えられる
訳ではなく、いかにもさりげなく、
「もしも私を知らなかったら、通り過ぎちゃっても
構いませんよ。」
という体で置かれています。
そのため、初めて訪れる美術館では、
「あっ。」、「ここ?」、
と驚くことの連続です。
それでも、丸彫りの彫刻は360度廻って鑑賞
出来るように展示されているため、目につき
易い方かもしれません。

このとげを抜く少年も、華奢な如何にも
年少の男の子といった身体を持つ美しい
ブロンズ像でした。
背中を少しかがめて、足の裏に刺さった
とげをよく見ようとしている少年の心情
まで読み取れる彫像です。
「この彫像のモデルは、丁度ヴェロッキオや
ドナテッロが作ったダヴィデ像と同じ位
の年齢の男の子だなあ。」
と、どれも滑らかな肌が共通点の
彫像作品を思い出しました。


by firenzediary2 | 2020-08-04 01:44 | 美術館のこと | Comments(0)


<< フィレンツェ27度      やっぱり貴方が必要 >>