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2026年 02月 13日
![]() いつか調べたいなぁ。」と思って一旦諦める関心事が、 ひょんな事から、いきなり順番が回ってくる事 があります。 そんな時は「ヤッタ!」と胸が高鳴ります。 今回のそれは、未来の仕事につながる調べ事で 必要になりました。 私は図書館のOPACで文献を事前に調べ、 翌日、図書館の開館時間にあわせて、 跳ねるように本を探しにいきました。 フィレンツェの街は、ご存じの通り、 街自体が歴史的遺産なので、中世・ルネサンス の建造物が未だ数多くあり、人々はそれらを 上手に利用しながら生活をしています。 中世の時代、芸術と学問のメッカとなっていた この修道院は現在、一部はフィレンツェ大学 文学部の学び舎として用いられており、 一部は博物館として開放され、その他の 多くの部分は見ることが出来ません。 それでも、十五世紀の落書きの様な色彩素描を みれば(上掲写真)、それがかつて大きな敷地 を所有する、力のある立派な修道院であったこと は一目瞭然です。 どの様な歴史で彩られているのか、どの美術作品 がこの修道院の歴史と紐づけられるのか、を ドキドキしながら調べ、解説内容を練りたい と思います。
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by firenzediary2
| 2026-02-13 00:19
| 考えたこと
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2026年 02月 09日
![]() どんなに忙しい朝でも、 どんなに不機嫌でも、 「ゆで卵には顔を描く」、 という自分だけの決め事があります。 (なんだそれは?という決め事ですが…。) 絶対にこれをする、と心に決めていると、 当たり前に粛々とそれをする事によって、 その時の自分の感情や時間の流れ方を 客観的に俯瞰で捉えられるようになり、 スッと自分を取り戻せるような気がします。 ゆで卵が大好きなので、おのずと顔描き にも力が入ります。 ちなみに、我が家の高校生は昔から、 三つの顔から、今日のお気に入りを選んで 食べる作業が大好きです。
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by firenzediary2
| 2026-02-09 23:24
| イタリア生活
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2026年 02月 09日
![]() グラッフィーティと呼ばれるものがあります。 二色に塗られた二つの層の、上部の石膏層を 引掻きながら絵を描いていく技法です。 色のトーンが落ち着いている割には、 とても複雑且つ装飾的な絵を描けるので エレガントな表層を作り上げることが出来、 16世紀フィレンツェでは流行しました。 でもやはり上手い下手があって、私のお気に入りは、 オルトラルノ地区にあるビアンカ・カッペッロ邸、 大聖堂近くのレミーレス‣ディ・モンタルヴォ邸 (こちらは早急な修復が必要!)です。 そして写真のカマルドリ会修道院の中庭も素敵。 これらは全て、画家ポッチェッティの作品です。 街を歩くだけで、優雅な気持ちになるアートです。
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by firenzediary2
| 2026-02-09 01:16
| 美術館のこと
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2026年 02月 07日
![]() ていた)の元修道院を訪れました。
16世紀フィレンツェ美術を専門的に調査する中で、 存在と画像を通してみる作品は知っていても、 私有地やプライベートな所蔵品だったり、 反対に管理人がいないために、 観る事が不可能な作品がフィレンツェには 今も山程あることは知っています。 それらが時折、特別な機会に御開帳(!)されたり、 管轄が変わって公に鑑賞できるようになる事 があるため、そんな貴重な機会を逃さない様に、 常に情報収集をする必要があります。 今回は半分仕事で訪れましたが、ポッチェッティ のフレスコの美しさに魅了されました。 ザ・マニエリスムの人体表現の他に、父なる神が 創造された様々な動物をよく見ると、ライオンや 象、ラクダやオオヤマネコなど、異なる大陸から ヨーロッパへ運ばれてきた珍しい動物が数多く 描き込まれていて、大変興味深い。 実は、この新しく開かれた修道院は、 三度目の正直で入れました。 電話をかけても誰も応答せず、ホームページに 掲載されている時間に足を運び、二度も空振り。 いつもなら、こんな事はイタリアのデフォルト だと流せていたと思うのですが、全ての事が 書いてある通りに機能する日本から帰ったばかり の私は、日本的な思考回路だったのでしょう。 少々、喧嘩・戦闘モードで三度目訪れた際に その理由を問いただす気満々だったのですが、 受付けの子がとても素直な若者だったので、 直ぐに矛を収めました。 鑑賞後、 「でも、開館時間をネットに載せている のだから、ちゃんと開けなきゃダメなんだよ。 そう上司に言っておきなさいよ。」 とだけ、釘をさしました。 必要のない言い合いはしたくない、 と思っている今日この頃です。 #
by firenzediary2
| 2026-02-07 02:28
| 美術のお話
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2026年 02月 06日
![]() 「そういえば我が家の雛飾りにもシュガー彫刻があったなぁ。」 と思い出しました。 小学生の頃は、カラフルな色で塗られたシュガー製の彫刻を 舐めてみたい衝動と何度も何度も戦った記憶があります。 そして、写真の彫刻は、1600年の結婚式の披露宴を彩った 装飾として記録されたシュガー彫刻を再現したもの。 ジャンボローニャの小型彫刻の型を真似たものなのだそうです。 数多くのシュガー彫刻が制作され、新婦のマリア・デ・メディチ は鼻高々だったでしょうし、新郎のヘンリ四世がモデルになった 騎馬像もシュガー製だったという凝り様ですので、 それはそれは、甘~い結婚晩餐会になったのでしょうね。 #
by firenzediary2
| 2026-02-06 01:19
| 美術のお話
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アバウト
![]() 日本、フィレンツェ大学で美術史を専攻し博士号取得。現在はフィレンツェに在住。フィレンツェ県公認ガイド資格取得し子育てしながら活動中。イタリア(フィレンツェ中心)の旬なアート情報をお届けします。 by firenzediary2 カレンダー
おしらせ
フィレンツェを個人旅行される方のために、素敵で優雅な思い出作りをお手伝いする美術観光プランをご提案しています。詳しくは、下記ホームページ「ヴァカンツァ・フィオレンティーナ(www.vacanzafiorentina.com)」をご覧ください。
『ヴァカンツァ・フィオレンティーナ』へクリック メールでのお問い合わせも受け付けております。 info.vacanzafiorentina@gmail.com YouTubeでもフィレンツェの魅力を発信しています!どうぞご覧下さい。 本ブログの掲載記事、写真の無断掲載をお断りいたします。©️Allrights reserved By firenze diary 以前の記事
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