2023年 01月 31日
![]() をしてくれている日本のアニメと漫画。
本当にいつもお世話になっています。 世界に誇れる日本のアニメと漫画はストー リーも絵も素晴らしく、声優さんも凄い。 彼の影響で、私も少しずつ日本アニメと漫画 の世界を大変遅ればせながら学んでいます。 そんな彼が(ついでに私も)大好きな アニメの主人公(上掲写真の船に乗って 旅する海賊)の名を用いた強盗について 最近、日本のニュースで頻繁に耳にします。 ああ、不愉快なこと極まりない。 人物特定されているなら犯人の本名で 呼んで欲しいです。 #
by firenzediary2
| 2023-01-31 20:15
| 考えたこと
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2023年 01月 29日
![]() 今は”スーシ”だけではなくて、日本の 家庭料理にも注目が集まっています。 初対面の人からも、「フィレンツェで 美味しい日本料理レストランはどこ?」 と尋ねられます。 とても光栄で嬉しい事だと思います。 でも友人から餃子クッキング講座の話を 持ちかけられた時には驚いた。 「いやいや、人様に教えられる様な技術は 全く持ち合わせていないので勘弁して!」 と辞退しようと試みたのですが、 「息子が餃子大好きでどうしても私達も 習いたいの!」 と熱く熱く頼まれたら断れなくなりました。 「それじゃあ、いつも家で作っているやつ だよ。(凄いのを期待しないでね。)」 と、何度も念を押して開催したレッスン。 それがまさか大人十人、子供六人の大所帯とは! もうこうなれば腹をくくって、シェフならぬ 給食のおばさんになった気持ちで挑みました。 餃子のタネを混ぜたり、包むのはキッズ も参加してあっという間に出来上がり。 エビ炒飯もママ友の助けを借りて無事完成。 その間に整えられたテーブルは、まるで これからフルコースを食べるテーブルの様! スパークリングから始まり、白・赤ワインが 供されるなか、ジノリの食器に醤油を注ぎます。 そして蝋燭を灯して餃子と炒飯を皆で食べました。
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by firenzediary2
| 2023-01-29 22:05
| イタリア生活
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2023年 01月 28日
![]() 記念番組を観るため座る時間が長くなりました。
1月27日。 イタリアでは「ジョルノ デッラ メモリア」 と呼ばれ、アウシュビッツでの悲惨な歴史を 追悼する日になっています。 子供達も小学生の頃から繰り返し、この日 を思い出す、追憶する機会を学校で与えて もらい、未来に向けてどうすべきかを 考える日にもなっています。 オーケストラの一員である我が家の中学生は、 学校公認で授業を休みアウシュビッツの曲目 を奏でるため記念追悼会に参加しました。 そして私も読んでいた本(上掲写真)の中に ユダヤ人を乗せる電車とミラノ中央駅について の記述を見つけ、想いを馳せる日となりました。 友人から貸してもらったこの本の主題は勿論、 追悼の日とは関係がありません。 行商で本を売り歩いたモンテレッジョの人々 の歴史を紐解き、現代に尚、それを引き継ぐ 人達との物語を語る、大変興味深い本でした。 フィレンツェにも私が知る限りで三カ所、屋台 本屋があって本好きの一人としてはいつも気に なる場所ですが、常連さんが周りにいて、敷居 が高く感じ、近づき難い場所です。 でも今度通りかかった時には勇気を出して、 覗いてみようかと考えています。 #
by firenzediary2
| 2023-01-28 22:35
| イタリア生活
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2023年 01月 27日
![]() 建つイタリアの風景に慣れ親しんでし まった私は、フランスで控えめに存在 する教会の姿に幾度も驚きました。
まず最初は、グラースの大聖堂。 どんな大きな街にも、たった一つし かない、より重要な教会《大聖堂》。 それが両側を他の建造物にピッタリ隣接する 場所に建つのを見た時には、思わず頭の中で 「これじゃないだろう。」と思っていました。 しかし他に教会は見当たらないし、地図を 見直してやはりこの教会なのだと確かめ、 堂内へ入ると重々しい灰色の石が重なり 合って出来た教会。 ヨーロッパの教会が石造建築なのは当然ながら、 イタリア教会の様な装飾は皆無。 柱頭飾りなし。フレスコ画もなし。 その代わり、教会の大きさに対して不釣り合い なほど大きな十字架磔刑像が教会の丁度真ん中 に飾られていました。 十一世紀の教会だから、フィレンツェのサン・ ミニアート・アル・モンテ教会と同時代なはず ですが、分厚い壁と窓の小ささくらいしか 共通点が見当たりません。 でもここにはルーベンスの絵が三枚も置かれ ています。 しかしこれも、ルーベンスと大聖堂が関わっ ていたのではなく、ローマの教会を飾ってい た絵が私人の手に渡り、グラースに辿り着いた というものらしいです。 #
by firenzediary2
| 2023-01-27 23:34
| 美術のお話
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2023年 01月 26日
![]() 朝、出会って嬉しいのは花の仕入れトラック。 と言うより、これは花屋の動く問屋。 朝早くから開店準備をしている花屋の主人は、 店から出てきてトラックの中をのぞき、 「コレとアレ」と指を指して仕入れる花を 選んでいます。 そして冬の花トラックの荷台から漂う香りは、 花の芳香ではなく、”緑の”香り。 つまるところ、茎や葉っぱの香りなのかもしれ ませんが、花の甘い匂いとは全く異なる香り が素晴らしくて、トラックの前で立ち止まり 何度も深呼吸している怪しい人になっています。 ![]() イタリアではフィオーリ ディ チェーラ と呼ばれます。直訳すると蝋の花なのですが 日本の蠟梅とは異なる、でも梅の様な花。 毎日水を変えてあげていたら、一カ月以上 元気でいてくれて、こちらまで嬉しく なってしまいます。 新年最初の講座のお知らせです。 2023年一番目の講座は、エトルリア文化。 未だあまり知られていないイタリア半島に 住んでいた先住民の文化です。イタリアへ いらっしゃったら必ず耳にするエトルリア。 この機会に学んでみませんか? 開催日:2月8日(水)19時半~ 2月25日(土)16時~ 3月9日(木)19時半~ 講座の詳細及び申し込みにつきましては、以下のリンクをクリックして下さい。 #
by firenzediary2
| 2023-01-26 20:11
| すきなもの
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アバウト
![]() 日本、フィレンツェ大学で美術史を専攻し博士号取得。現在はフィレンツェに在住。フィレンツェ県公認ガイド資格取得し子育てしながら活動中。イタリア(フィレンツェ中心)の旬なアート情報をお届けします。 by firenzediary2 カレンダー
おしらせ
フィレンツェを個人旅行される方のために、素敵で優雅な思い出作りをお手伝いする美術観光プランをご提案しています。詳しくは、下記ホームページ「ヴァカンツァ・フィオレンティーナ(www.vacanzafiorentina.com)」をご覧ください。
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