フィレンツェdiary 2

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2017年 06月 23日

カペッロさん

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フィレンツェの旧市街を歩くと、 
昔貴族が所有していた邸宅の多くには、
家紋が正面玄関前に飾られています。
この紋章は、勿論、一家に代々伝わる非常に
重要なものです。
でも時々、「これでいいの?」と不思議に
思うものもあります。

上記写真は、メディチ家二代目君主フランチェスコの
二番目の正妻Bianca Cappelloが所有していた、邸宅
の門についているもの。

彼女の名字が、「帽子」を意味するのでこの紋…。
しかも、何だか野暮ったい帽子の形…。
これでよかったのかしらね?
何故、この家紋に決定したのでしょうか。

家紋についての専門書なども多数出ているので、
深めたら面白い分野かもしれません。

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# by firenzediary2 | 2017-06-23 18:18 | フィレンツェそぞろ歩き | Comments(0)
2017年 06月 20日

夏の図書館

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暑いフィレンツェ。
国立図書館は冷房完備ですが
いつもお世話になっている美術史研究者用の
図書館では殆ど全ての部屋に冷房はありません。
それではどうやって室内の温度を快適に保つのか。
その方法は大変興味深いです。

いつも開館直後9時に入ると窓を開け放して
冷気を室内に取り込んでいます。
そして空気の入れ替えが済むと図書館員の
方々が一つ一つの窓と”雨戸”を閉めていきます!
そして外は燦々と太陽光に照らされている晴天の
日でも洞窟の様な暗い室内で昼間から卓上
ランプを点灯して勉強するのです。

こうすると確かに室内は一定の温度に保たれ
快適に研究に勤しむ事が出来ます。

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# by firenzediary2 | 2017-06-20 22:09 | 素敵な場所やもの | Comments(0)
2017年 06月 18日

フィレンツェと自然

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家から車で10分走ったボローニャ通りに友人が住んでいます。
最近フィレンツェでは暑い日が続いていたので
「涼しいから、遊びにおいでよ~!」
と誘われた時には二つ返事で車に乗り込みました。

到着するとフィレンツェの街から車で10分とは思えない程
緑に囲まれ日中でも吹く風が気持ちいいと感じる温度です。
そして夕方5時を過ぎると益々涼しい風が吹き出し
食前酒を頂く頃には夏である事を忘れる程でした。

勿論夕食は屋外でいただき満天の星を見ながら
おしゃべりをする贅沢。
沢山の虫の音をBGMにして蛍の姿を探したり。
とても恵まれた環境だなと思います。

そしてお土産が上記写真の小さな宝石の様なスモモ。
自分たちで熟したものを選んで庭で摘んだのです。
摘む作業もおしゃべりしながらつまみ食いしながら
子供達も参加して楽しみました。
本当は写真の倍くらいの量を頂いたのですが
ご近所さんにおすそ分けをしながらようやく
この量になりました。

フィレンツェと言う街の底力の様な豊かさを
見せつけられた一日でした。


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# by firenzediary2 | 2017-06-18 22:24 | うつくしいもの | Comments(0)
2017年 06月 17日

ブルネレスキのクーポラ

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フィレンツェの顔でもある大聖堂のクーポラは
上まで登ることが出来ます。
しかしこの数年その方法がいろいろ変わりました。
今はチケットを購入した後にチケットオフィスに
あるコンピューターで事前に予約をしないと
登れないようになったようです。

そして今はオンラインでチケットを購入できる為
やはりオンラインでクーポラの登る券を事前に
予約してしまう方も多くなります。
観光客の多い時期は当日券を買った時点で
『クーポラの予約は一週間後からしか取れません』
と言われてしまう事もしばしば。

そのため「フィレンツェに来たからには是非登りたい!」
とお考えの方はオンラインでされた方が宜しいかも
しれません。


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# by firenzediary2 | 2017-06-17 20:31 | 美術館のこと | Comments(0)
2017年 06月 15日

アートの中の天使

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「四対の羽を持つセラピムとケルビムは珍しいな」
(通常は1対~3対)と思いながら撮った写真です。

ヨーロッパ美術の主要主題の1つである宗教主題
では頻繁に登場する天使。
彼らは神の使者であったり神を支える役割をしていたり
と様々です。
有翼で性別はなく優雅な衣をまとって描かれる天使たち
時代によっては光輪を伴って描かれることもあります。

上記掲載写真の天使たちは最も階級の高い天使なので
より霊的に描かれる為身体さえありません。

ルネサンス期の芸術家の中で”美しい天使の描き手”
としてはラファエロやペルジーノロッソ・
フィオレンティーノなどが有名です。
様々な絵画に描き込まれる天使たちに注目して
美術鑑賞するのも興味深いなと思います。

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# by firenzediary2 | 2017-06-15 20:55 | うつくしいもの | Comments(0)